Amazonの欲しいものリストに昔の住所を設定して公開した話
これを検索して見つけた人は今急ぎで情報が知りたいと思うので、
先に結論書きます。配送業者によって違う。
ヤマト→クロネコメンバーズであれば自分だけの力で対応可能
佐川→急いで対応すれば何とかなるかもしれない。どっちにしろ大事にはならない。
Amazon→注文者か今の住民かどちらかには確実に迷惑をかける。腹をくくろう。
あと、引っ越し前と後で住所が遠いと厳しい。
何より、電話番号まで変わってると状況がかなり変わります。
興味本位でこのページ見てる人は、念のため家電ではなく携帯を設定しておくことをおすすめします!!
経緯
古い住所の欲しいものリストを公開するまで
毎年欲しいものリストから誕生日プレゼントをくれる友人達に、今年も「送るから公開してよ~」と言われたので公開しました。
ただし、その時丁度旅行中で慌てていたため、以前作ったものから商品を入れ替えて公開しました。そしてその古い欲しいものリストに設定されていた送り先が、2年前に引っ越しした住所だったのです。1年以上経っているので転送サービスも期限が切れています。
欲しいものリストを公開した後に、設定した住所をAmazonから削除した場合、欲しいものリストの設定画面からは住所が非表示になりますが、内部的には消した住所が残っています。
発覚するまで
ある日、佐川急便から電話がかかってきました。
「お荷物届けに来たんですが、別の人がお住まいのようですが…?」
通販をしまくっているので特定に少し時間がかかりましたが、後述するように既に届いていた荷物があったため、欲しいものリストが間違っているとわかりました。
尚、住所がなかったためAmazonに「欲しいものリストの送り先に設定されている住所を知りたい」と問い合わせたのですが、Amazon側にもそれはわからないと言われました。その状態で非表示になるのはバグでは…?
荷物別対応
佐川急便→転送対応
前述の通り、佐川急便の荷物は前の住所に届いてしまい、たまたま在宅されていた今の住民の方が受け取ろうとしてくれたので送り先に設定されていた私の携帯電話に電話が来ました。
同じ区・丁目ならそのまま転送してくれるとのことですが、生憎そうではないので今の住所を伝えて転送となりました。
送料は一番小さいサイズで770円、または引っ越し前の区の佐川の配送センターにとりに行くことも選べます。
私は家まで届けてもらうことを選びました。佐川のセンターは場所に偏りがあるので場所を予め確認してから選びましょう。
ヤマト→センター受け取り
佐川急便から電話があった夜、クロネコメンバーズからLINEが届きました。
「明日、ご自宅に荷物をお届けします!」
クロネコメンバーズに登録している自宅住所は、当然ながら今の住所。
ご、ご自宅って、どこ…?
よくわからなかったので、翌日ヤマトの集配センターに行きました。
「すみません、荷物が自宅に届くようなんですが、自宅ってどこでしょうか!?」
答えは前の住所です。なので皆さまはこんなサイコパスな質問しなくても大丈夫です。
ただし、その場で届け先の変更が出来ます!
私はたまたま引っ越し前の住所のエリアも行きやすいので、前の住所エリアの集配センター受け取りにしました。そうすると追加料金もかかりません。
Amazon①→返金からの再購入
佐川から電話があった時、私は欲しいものリストを公開したLINEグループに連絡しました。
すると一人から、
「もう受け取り済みになってるんだけど…?」
と連絡が。
次の日、前の家の不動産会社にその旨を連絡。すぐに今の住民さんに確認してもらえました。地域密着系の個人経営不動産だったのがよかったかもしれない。
不動産会社からは、以下の答えが来ました。
「Amazonからは大分前に届いたことがあって、Amazonに電話したら『こちらで送りなおすから商品は処分してくれ』って言われたらしいわよ~』
受け取り済みステータスになったのが2日前なので、「大分前」という表現に違和感を覚えつつも、それが今回の荷物だったとしてこの先のアクションがわからなかったので、Amazonに問い合わせの電話をすることに。
結果、「注文者側の問い合わせでなければできることは何もない」と言われてしまいました。本来なら注文者に連絡が入るとかそういうことか…?
ちなみに、そのプレゼントはこちらです。
需要がニッチというか、ミラクルが重ならない限りは「ネコババしたろ!」と思うようなものではありません。
なので全ての情報を信じることにして、送り主さんから問い合わせていただくようにお願いしました。
発送番号がDAで始まるような、Amazonからの発送は受取人に出来ることは何もありません。発覚した段階で腹をくくって問い合わせをお願いしましょう。早いほど迷惑をかける度合いは少なくなります。
送り主さんが問い合わせてくれた結果、最初の注文は返金となり、再度同じものを贈ってくださりました。ちなみにほしいものリストは一度購入されると消去されるので、もう一度追加しましょう。
Amazon②→置き配されたものを受け取り
送り主さんから「たった今置き配完了したってメールきたよ」と連絡が来た瞬間、私は電動自転車で前の家へ向かいました。
尚、私のケースでは、いくつかの幸運と不運がありました。
幸運:
①今の家と前の家が自転車で5分程度
②前の家は大家さんが敷地内にお住まい
不運:
①前の家の現住民さんが表札を出してない
②前の家の現住民さんが宅配BOXを設けてない
この不運が作用した結果、特に本人確認がされないまま置き配をされてしまいました。
しかし幸運があったので、すぐにその荷物を確認しに行くことが出来たのです。
久々に来た前の家には、私の名前がしっかり書かれた段ボールが鎮座しています。
今すぐ抱えて帰りたいけれど、置き配された荷物を手に持って家に入らず外に出る…滅茶苦茶怪しい…!しかし住民さんは不在…!
せめてと思い、同じ建物に住む大家さんに事情を話しました。大家さんにも私が荷物を持ち出すのを見守ってもらいつつ、無事に持ち帰ることが出来ました。
後から思うと、これ、もし住民さんが在宅だったらまたAmazonに電話をかけさせ、さらに送り主さんに連絡がいき、双方に迷惑がかかっていたのでは…?と思ったので、ご不在で本当によかったです。
おわりに
今回はヤマト以外は届いてしまってからの対応になってしまいました。
佐川が届いてから気付いたので、もうすでに公開してから1週間くらい経過してしまっていたのと、どこかで「佐川は別の通販では」という気持ちがあって初動が遅れてしまったこともあります。
途中にも書きましたが、早く送り主さんにお願いして、Amazonに問い合わせてもらうのが一番被害が少なく済みます。
あとはクロネコメンバーズね。絶対登録しておきましょう。これがあると安心感が段違いなので…!
結果としては、全てのプレゼントが私に届き、また送り主さんにも金銭的には加算させずに済みました。なので今同じ状況にあってこのページにたどり着いた人も安心してほしいです。無事に受け取れることを願っています!
最後に、一度返金からの再購入という形で一番迷惑をかけてしまった幕末Rockのアートブック、しっかり使い倒したいと思いまして…
本の模写をすることにしました。
今はぎこちないですが、本文にこのイラストは沢山出てくるので全ページ模写が終わるころには自然なペリーが描けることになっていることでしょう!
今度は「幕末Rockのアートブックを模写し続けてたら絵がこんなに上達しました」という記事を書けたらと思います。